革を育てる10のコツ

①水濡れ厳禁

基本的には水濡れ厳禁です。

万が一、濡れてしまった場合は

適切な対応をする事でシミやダメージを

軽減できます。

対処法
水に濡れた部分をこすったり強く拭いてはダメです。
逆に濡らした布巾などで濡れた範囲を
グラデーションを付けるように広範囲にぼかして
部屋などの直接日光の当たらないように日陰干しにして下さい。
乾燥後にあまりにも油分がなくなってしまった場合は
オイルメンテをして下さい。

②ドライヤー厳禁

万が一濡れてしまった場合

全面でも一部でもドライヤーで

急激に乾かすことは厳禁です。

縮みやシミ・変色の原因となり

二度と下には戻りません。

対処法
直接日光の当たらないようにして部屋で日陰干しして
ゆっくり乾燥させて下さい。

③アルコール消毒NG

近年パンデミックの起こっている新型コロナウイルスの影響で

本革に直接アルコール消毒を吹付け

変色やシミができたと悩んでる方が多くなっています。

対処法
直接吹き付けるのではなく
布巾やティッシュに湿らせて軽く拭いてください。
それでも、変色することがあるので
慎重に目立たない所から試してください。

④タオル等でこするはNG

濡れてしまった場合はタオル等で

強く摩擦するようにこすると

摩擦熱で変色します。

変色すると二度と元には戻りません。

対処法
水に濡れた部分をこすったり強く拭いてはダメです。
逆に濡らした布巾などで濡れた範囲を
グラデーションを付けるように広範囲にぼかして
部屋などの直接日光の当たらないように
日陰干しにして、ゆっくり乾燥して下さい。
乾燥後にあまりにも油分がなくなってしまった場合は
オイルメンテをして下さい。

⑤本革スマホケースの手入れ方法

基本的にお手入れ不要です。

これを聞くと驚かれますが

毎日使うモノの場合

自然と手の皮脂を吸収しますので

充分な油分補給となります。

逆にオイルを塗りすぎると過剰油分摂取となり

変な変色したり油分が酸化して

汚れ感を出しまくり、革の寿命を縮めることもあります。

お手入れ方法
スマホケースなど毎日触るものは基本的に何もしなくて良いですが
乾燥してパサつきやひび割れそうだと感じたら
少量のオイルクリームを薄く伸ばすように塗布してください。

⑥オイルは何がいいの?

市場ではあれやこれやと

種類が多くて、どれがいいのか

わかりませんよね?

 

どれが良いという事は

細かく分けるなら

革の種類や使用環境にとっても

ユーザーそれぞれで一概にこれと言えないものです。

ただし、植物性のオイルか動物性オイルかでは

酸化具合が異なってくるので

 

色々塗りすぎると繊維の中で分離し

油分の酸化具合で変色ムラが出ることがあります。

 

ですのでコレ!と決めたものだけを

使い続けることが大切です。

 

⑦オイルの成分の違いで経年変化が変わる

これはあります。

これは油分の酸化しやすさが影響してます。

油分が酸化する事で色味が黒ずむのです。

 

動物性の油分は植物性の油分に比べ酸化しやすく

こげ茶になりやすい傾向があります。

 

逆に植物性の油分は動物性の油分に比べ酸化しにくく

黒くなりすぎず日に焼けて赤みを帯びやすくなり

飴色と呼ばれる色味になりやすいです。

 

つまり、こげ茶にしたかったら

動物性の油分

 

飴色にしたかったら

植物性の油分

 

を使うとその系統に経年変化していきやすくなります。

 

とは言えユーザーによって使用環境などが異なるので

同じようには変化しません。

 

ここが本革の面白さの醍醐味です。

 

⑧動物性の油分

動物性の油分で代表的で

一番こげ茶に変化する傾向が強いのが

馬油です。

これが一番効果がありました。

⑨植物性の油分

これはあまり知られていませんが

逆に酸化しにくい植物性の油分を検証していったら

2番目くらいに酸化しにくい

米油とオリーブオイルが良い感じに

一番飴色に変化傾向があります。

 

なぜ2番目のものか?ってことですが

1番酸化しないのが

ココナッツオイルなんですが

 

酸化し無さ過ぎて

ただ汚れてる感じになりました。

 

程よく酸化しないと良い味が出ないみたいで

2番目に酸化しにくいって所に目を付けて

試した所、これが大当たりでした。

 

➉革の傷を愛する

本革は天然素材ゆえにどうしても動物の生きた証である

キズ(擦り傷・出来物)・シワなどがあります。

 

動物は人間含め、無傷で生きてはいけません。

皆、何かしら傷を負い乗り越えていきます。

(身体的にも精神的にも)

 

これが逆に言えば本革の証でもあります。

使い込んでいくうちに目立たなくなりますが

 

これも本革の個性の一つであり

同じものが無い、唯一無二の魅力のひとつです。

 

本革ゆえに傷一つ無いと言うことはございません。

そこで当店ではそんな牛の生きていた証である傷を

 

アンティーク調に製作し

傷さえも味となるよう製作しております。

 

 


PDF
おすすめの記事